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帝劇開場100周年公演、感動のフィナーレ

2011年12月24日 21:22
帝劇開場100周年公演、感動のフィナーレ

 1911年に開場した帝国劇場の100周年記念イヤーを締めくくるミュージカル「ダンス オブ ヴァンパイア」が24日、東京・帝国劇場で千秋楽を迎えた。

 カーテンコールではキャストの山口祐一郎、石川禅(47)、知念里奈(30)、浦井健治(30)らがあいさつ。
 クロロック伯爵役の山口は「本日も2度とないというくらいの素晴らしい夢のひとときをお客さまと過ごすことができまして、これもお客さまの温かいご声援のたまものです。“ヴァンパイア一族”よりお礼申し上げます」と感謝の気持ちを伝え、サラ役の知念も「皆さまにもお疲れさまでしたと言いたいくらい、たくさんの笑顔と元気をいただくことができました」と晴れやかな笑顔を見せた。
 アプロンシウス教授役の石川は「この作品は人の心の闇を吹き飛ばす作品だと思います。クリスマスイブに心の中にある暗い部分を吹き飛ばしていただければ最高です」と呼びかけ、アルフレート役の浦井は「ダンス オブ ヴァンパイア最高!!」と達成感を叫びで表現した。

 あいさつの後には劇場で配布している光るブレスレットをつけたキャストと観客が、フィナーレの歌を合唱した。歌が終わると帝劇100周年大千秋楽の看板がステージに降り、23日に出演を終えたダブルキャストの高橋愛(25)と山崎育三郎(25)も登場。観客の拍手は鳴りやまず、合計7回のカーテンコールで幕を閉じた。