演歌歌手のさくらまや（１３）が、歌手で女優の五月みどり（７１）から贈られたというバラ柄の着物姿で新春コメントを寄せた。

　２０１１年のさくらは、歌で人の心を癒やしてきた。
　５月には東日本大震災で被災した宮城・気仙沼を訪れ、デビュー曲「大漁まつり」などを歌唱。新シングル「私からあなたへ」の発売日である９月７日には、都内にある老人福祉施設を訪問。こぶしのきいた歌声で、お年寄りを喜ばせた。

　被災地を慰問した際は、「皆さまの笑顔に私が励まされるという感じでした」と温かな歓迎を受け、「これからもそういう活動をしていきたいと思っています」と歌による支援の継続を誓った。

　老人福祉施設での歌唱も思い出深く、「この曲（私からあなたへ）は、全国のおじいちゃん、おばあちゃんに今までありがとうという感謝の気持ちを込めた曲なんですけど、そのとき皆さんがとても喜んでくださって、うれしかったです」と愛らしい笑顔を見せた。

　同曲は、第４４回日本有線大賞の有線放送協会賞も受賞した。
　「とってもうれしかったですし、賞の名に恥じないように、これからも頑張っていきたいです」とさらなる精進を誓い、２０１２年も「『私からあなたへ』で頑張っていきたいと思っています。今年も応援よろしくお願いします」と“演歌道”をぐんぐん駆け抜ける勢いだ。