「RAILWAYS」で中尾家の関係修復?
俳優の三浦友和(59)、中尾明慶(23)らが11日、都内の劇場で映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の大ヒット御礼舞台あいさつを行った。
友和の二男で俳優の三浦貴大(26)も出演した映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(2010年5月公開)の続編。定年退職を控えた鉄道の運転士とその妻が第二の人生に向き合い、夫婦のあり方やこれからの生き方を模索する姿を描く。
昨年5月に封切られ、これまでに観客56万人を動員した。
中尾は「また、こうして皆さんの前でごあいさつさせていただけることをホントにうれしく思います。でも、僕はまたごあいさつさせていただけると思っていました。いや、ホントに。僕、この映画が大好きですし、自信を持って皆さんに届けられた作品だったので」とヒットを確信していた口調であいさつ。
隣で苦笑しながら中尾の話を聞いていた三浦は、「皆さんが見てくださらないと映画は成立しないものですから、心から感謝です。ありがとうございます」と来場者に一礼した。
周囲の反響も大きく、中尾は「お母さんが大絶賛してくれて。ウチの両親は、何だかずっとギクシャクしていまして…。だから僕は2人で(映画館に)行ってほしかったんですけど、別々に見に行ったみたいで。でも、お互いに何かを映画から感じ取ったみたいでした。お正月に(両親に)会った時、もしかしたら『RAILWAYS』のおかげで(関係が)和んだのかなと感じたので」と作品が両親の関係修復にひと役買ったことを報告。
友和も「ウチは長男(三浦祐太朗)が見に行ってくれました。妻(元歌手の山口百恵さん)も見に行ってくれたんですが、それぞれバラバラに」と続けて、笑いを誘った。
最後に登壇者で映画タイトルがプリントされた特製“RAILWAYS樽(だる)”で鏡開きを行い、ヒットを祝した。