モデルでタレントのトリンドル玲奈（２０）が４日、鳥取・鳥取市で開幕した「国際まんが博」のオープニングセレモニーに出席した。

　鳥取県は、水木しげるさん、日本テレビ系で放送中のアニメ「名探偵コナン」の原作者である青山剛昌さんなど著名な漫画家を輩出している。その魅力をもっと県外へ広めようと“まんが王国とっとり”を掲げ、県の知名度向上や観光客誘致に取り組んでいる。

　同イベントは、国内外の多くの漫画ファンに漫画やアニメを中心とした日本の文化を楽しんでもらうことを目的に、４日から１１月２５日まで開催される。
　トークショーに参加したトリンドルは、まんが王国とっとりの王女“トットリンドル王女”として同博のＰＲに務めてきたが、鳥取を訪れるのは今回が初。集まった観客に「これまで来られていなくてご迷惑をおかけして…」とあいさつし、「緑が多くてきれいなところで、来れてすごいうれしいです」と笑みを浮かべた。

　漫画の祭典が開催されることに「子どもから大人まで年齢問わず楽しめる」と意義を強調。自身が好きな漫画は「小さいころから『コナン』が好き！」と声を弾ませた。

　鳥取初訪問の記念として、観客が見守る中、手形とり式も実施された。トットリンドル王女の手形は、同博開催期間中「とっとりまんがドリームワールド」内に展示される。