演出家でタレントのテリー伊藤（６２）らが２７日、都内でマダム層が対象のファッションイベント「Ｔｈｅ　Ｍａｄａｍ　Ｓｈｏｗ」（１２月１日開催）の制作発表に出席した。

　上質を知る大人の女性に支持されるファッションブランドが一堂に会するイベントで、ファッションショーには女優の萬田久子（５４）も出演する。

　総合演出を務めるテリーは「なかなか日本のマダムはマダムらしいファッションをしていなくて、若い人の洋服を着て『若く見えるでしょ？』という流れがあるので、これはどうなのかなと思って。その世代のすてきなファッションをするほうが、よっぽどかっこいいなと思った」と開催を思い立ったきっかけを語り、「ファッションだけではなくライフスタイルや食事を含め、そういうものを感じ取ってもらえるようなショーができれば」と構想を明かした。

　イベントのテーマは「あなたも主人公になれる」。ヨーロッパの映画の主人公を思わせる、石畳やレンガの街並みが似合うファッションを紹介するそうで、「びっくりするようなファッションショーになると思うので、ぜひ期待してください」と自信をのぞかせた。

　テリーにとって、これぞマダム！と呼べる女性は、作詞家で女優の阿木燿子（６７）だと指名した。
　「阿木さんは、すてきな年の取り方をしていますね。ご主人（宇崎竜童）と２人で出てきてほしいなと思いますけどね。そういうライフスタイルがすてきな人もたくさんいますので、そういう人にも（出演を）お願いしたい」と話した。