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神山監督も満足…「009」コラボ麺が誕生

2012年10月16日 20:32
神山監督も満足…「009」コラボ麺が誕生

 アニメ映画「009 RE:CYBORG」(27日公開)が日本のラーメン店9店舗とコラボすることになり16日、都内で特別試食記者会見が行われた。

 通販サイト「宅麺.com」のプロデュースにより、「一風堂」(福岡)、「せたが屋」(東京・駒沢)、「麺や維新」(神奈川・横浜)などの有名ラーメン店9店舗がサイボーグ001〜009をモチーフにした特製オリジナルラーメンを手がけた。17日から発売される。

 この日はサイボーグ006の張々湖(ちゃんちゃんこ)をイメージした「炎のマーラーつけ麺〜あつ盛り〜」(本格中華麺店光麺)が披露された。
 張々湖は口から火炎や熱線をはくサイボーグのため、「炎のマーラーつけ麺」は火を噴くイメージを激辛で、懐の深さをコクとうまみで表現している。

 劇中で張々湖の声を務める声優の増岡太郎(40)は、キャラクターになりきって「きょうはお集まりいただいて、どうもありがとネ」と報道陣にあいさつ。増岡はもともと辛党でもあり、試食して「すごくおいしかったです。単に辛いのはなく、うまみもしっかりある」と太鼓判を押した。

 大のラーメン党である神山健治監督(46)も「最初、辛いんですけど、途中からうまみと山椒のツヤっとした辛さが広がって、ずっと食べ続けたいです」と納得顔で高評価。映画についても「フルCGのアニメーションなんですけど、海外の作品と大きく違うのは手書きのアニメーションと同じように見えるところです」とアピールした。

 作品は伝説のSF・サイボーグ漫画「サイボーグ009」が原作で、漫画家の石ノ森章太郎の未完の傑作を神山監督が完全オリジナルストーリーでアニメ映画化した。