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エレカシ宮本“伝説の1人野音”を緊急収録

2012年11月6日 21:34
エレカシ宮本“伝説の1人野音”を緊急収録

 エレファントカシマシのボーカル・宮本浩次(46)が10月14日に東京・日比谷野外大音楽堂で行ったステージが、“緊急リリース”されることになった。

 エレカシは、宮本が急性感音難聴及び外リンパ瘻(ろう)のため、今後のライブ活動が無期限休止となり、当初予定していた10・14日比谷野外大音楽堂公演をはじめ、年始にいたるまで数本のライブをキャンセルせざるを得ない状況となった。

 しかし、宮本本人の強い希望により10月14日は野外大音楽堂のステージに1人で立ち、ファンに直接想いを伝えるパフォーマンスを披露すると、ファンから「当日の模様をビデオでもいいから見たい」という要望が殺到。ベスト盤は2013年3月21日にエレカシがデビュー25周年を迎えることから、25周年アニバーサリーイヤーへのキックオフ企画としてもともと計画されていたものだが、急きょ初回盤に特典映像としてこの“1人野音”を完全ノーカットで収録することになった。

 宮本は「“さあ がんばろうぜ!”。『俺たちの明日』の冒頭で叫ばれるこのメッセージが、もう30年にもなるバンド(エレファントカシマシ)の歩みの、いや、今を生きている男たちの結局たどり着いた一つの境地であろう。その『俺たちの明日』で始まるこのアルバムの15曲の中には、きっとあなたの生涯の友となりうる曲があるに違いない」とコメントを寄せた。

 ベストアルバムのタイトルは「THE BEST 2007-2012 俺たちの明日」。12月19日に発売される。