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須賀健太、かわいいよりかっこいいがいい

2012年11月8日 17:22
須賀健太、かわいいよりかっこいいがいい

 俳優の須賀健太(18)の初舞台「少しはみ出て殴られた」の公開けいこが8日、都内で行われた。

 刑務所に入れられた男たちが繰り広げる、笑いあり涙ありの物語。
 1999年に4歳で子役デビューし、映画「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズなどでキャリアを積んできた須賀が、生意気な新人受刑者を演じる。

 けいこ後の囲み取材では、「今、けいこが3日目ということでようやく始まったなという気持ち。まだ正直、自分が舞台に立っていることを想像できていなくて…」と心境を語り、「舞台を見るのが好きなので、いろんな作品を見たりしていて、自分もこんなふうにできたらいいなと思っていたので、今回お話をいただいてすごくうれしかったです」と新境地に至るワクワク感を明かした。

 取材陣が「今でもかわいいと言われるのは嫌ですか?」と質問すると、「嫌ではないです。まあ、かっこいいとは言われたいですけど。何か変な汗をかいている。けいこより汗をかいている」とあたふたした。

 2000年にデビューした共演俳優の石垣佑磨(30)と内田朝陽(30)は、須賀の舞台初出演について「意外だった」と口をそろえる。
 石垣は「初日の立ちげいこから自分の感情で動いていましたからね。それはなかなかできることじゃないと思うんですけど」と須賀の演者としての勘の良さに感心。
 取材陣から「初舞台の須賀さんに何かアドバイスはありますか?」と聞かれた内田は「“先輩”にですか?」とおどけ、笑いを誘った。

 東京・渋谷区のDDD AOYAMA CROSS THEATERで、30日に初日を迎える。