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GLAY、主題歌生披露「いい仕事できた」

2013年2月6日 20:35

 映画「草原の椅子」(23日初日)の完成披露試写会が6日、都内で行われ、ロックバンド「GLAY」が主題歌「真昼の月の静けさに」を生披露した。

 宮本輝さんの小説を映画化したもので、50歳を過ぎた主人公の生きざまを描いた作品。

 舞台あいさつに登場した主演の佐藤浩市(52)は「人が一生懸命に生きるさまは、滑稽に思えたりする。そういう笑いが自然に出てくる」と解説。「人生は捨てるにはあまりにももったいない。そんなことが押しつけがましくなく映画の中で表現できたと思う」と訴えた。

 GLAYは途中から登場し、主題歌を生披露する場面では約3000人の観客がコンサートのようなノリで歓迎。ギターのTAKUROは「いち音楽スタッフとしていい仕事ができたと思う」と主題歌の仕上がりに自信を示し、「これから(生きていくうえで)必要なものを、映画の中から感じることができる」と呼びかけた。