×

愛あるメールに堀北共感…10代が初の栄誉

2013年2月14日 11:19
愛あるメールに堀北共感…10代が初の栄誉

 NTTドコモが主催する「第11回 愛のあるメール大賞」のグランプリがこのほど発表され、山梨県在住の中学3年生、向山萌(むこうやま・もえ)さん(15)が10代初の栄誉に輝いた。
 
 大切な人からの心温まるメールを募集する賞で、今回は昨年9月3日から10月31日まで公募。審査委員を作詞家の秋元康氏(54)、女優の堀北真希(24)らが務めた。
 応募総数1万3080通の中からグランプリに選ばれたのは、向山さんのメール。進路や恋などに悩んでいたときに友人が送ってくれたもので、向山さんは「見たとき、すごくうれしくなり、下を向かずゆっくりでも頑張ろうと思えました」と応募の動機を語った。
 
 堀北は「この作品を読むと10代はいろんなことで悩んで答えが見つからないことが多いけれど、友達が一生懸命に励ます関係が見え、仲間に恵まれることが本当に大切なことだと思います」と若い世代の視線で共感。
 秋元氏は「東日本大震災でいくつもの悲しみを乗り越え、日常の何でもない言葉や行動を温かく感じられたのだと思います。作品を読むたびに日なたの中にいるようにほっとしました」と総評を述べた。