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中村美律子、新曲の舞台・湯布院を訪問

2013年9月21日 22:58
中村美律子、新曲の舞台・湯布院を訪問

 演歌歌手の中村美律子(63)が21日、大分・由布市の湯布院を訪れ、新曲「おもいでの宿」(25日発売)をPRした。

 新曲は名温泉地の湯布院が舞台で、離れ離れになった相手を「おもいでの宿」で一途に待ち続けるせつない女心を歌ったもの。

 この日は、まず大分放送のラジオ60周年特番(生放送)にゲスト出演。同社1階の特設ステージで、約100人のファンやリスナーらが詰めかける中、「大分にはキャンペーンなどで何度も来ていますが、湯布院は2度目です」とあいさつし、新曲のほか、同カップリング曲「ようやったね」、大ヒット曲「河内おとこ節」など全6曲を熱唱した。

 その後、湯布院に移動し、乙丸公民館で地元ファンや観光客ら約200人が詰めかける中、新曲など6曲を披露。ご当地キャラ「ゆーふー」と一緒に湯布院駅前の土産物店を2軒訪れ、新曲のポスター貼りをしながら買い物客らに新曲をPRした。
  
 中村は「この曲は市川昭介先生の持ち味といいますか、包み込むような温かい雰囲気がメロディーの中にあるんですね。歌っていても心がほっこりするし、歌詞がなくても温かさみたいなメロディーがすでに伝わってくるのがこの曲の不思議さだなと思います。そこに池田充男さんが『おもいでの宿』というタイトルで歌詞をつけてくださったのですが、好きな人をいつまでも待っていないといけないかもしれない一人の女性が、寂しくて、せつなくてというのに、でもきっと帰ってきてくれるという夢を感じさせてくれるのは、このメロディーの温かさだなと思っています」と話した。