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オードリー幻の主演作、劇場予告編が解禁に

2013年11月5日 18:03
オードリー幻の主演作、劇場予告編が解禁に

 今年が没後20周年にあたる“永遠の妖精”オードリー・ヘプバーンの幻の主演映画「マイヤーリング」(2014年1月4日公開)の劇場予告編が6日、解禁となった。

 今作は映画「ローマの休日」から4年後、その美しさの絶頂期に撮影。当時の夫メル・ファーラーと共演し、米NBCのブロードキャスト映画シリーズ「プロデューサーズ・ショーケース」の目玉企画として、1954年2月4日に1度だけオンエアされている。

 当時のテレビ映画としては破格の製作費を投入。監督には同じ題材を使ったフランス名画「うたかたの戀」(シャルル・ボワイエとダニエル・ダリュー共演)をはじめ、数々の名作でメガホンをとったアナトール・リトヴァクを起用したほか、衣装にはドロシー・ジーキンズ(『サウンド・オブ・ミュージック』)など豪華スタッフが集結。当時のテレビショーはライブ放送だったため、すべて生放送での演技となっている。

 劇場予告編のナレーションは、「ローマの休日」「パリの恋人」など数多くのオードリーの作品で吹き替えをしてきた声優の池田昌子さんが担当。
 池田さんは「私はこれまでオードリーの声を担当することができてとても幸せでした。毎回収録のたびに、彼女の美しい姿を見ることができたからです。彼女は私にとって絶対的な存在です。『マイヤーリング』を観て、まるで『戦争と平和』のシーンが浮かんでくるほど、まったく変わらない美しさにあふれたオードリーに逢えてうれしく、また懐かしくも思いました。本作には、『綺麗』や『かわいい』などの表現を超越した彼女の人柄や清潔感あふれるオーラが放たれています。オードリーのファンの方々にも素敵で美しいと思って観ていただける作品です」とコメントを寄せている。

 http://www.mayerling.jp/