アイドルグループ「スマイレージ」の和田彩花（１９）が１８日、都内で初の著書「乙女の絵画案内　『かわいい』を見つけると名画がもっとわかる」（ＰＨＰ新書）の発売記念イベントを行った。

　美術館に行き絵画を見ることが趣味と公言している和田の“絵画好き”はファンの間では有名な話。ＰＨＰ新書の最年少著作者として今回の本を発売したことを「いま大学１年生で、まだ学校で美術史を勉強をしている身。そんな私がこんな本を出していいのかと思いましたが、読んでくださった方から『美術の入門書に良いね』と言ってもらえたりしてうれしいです」と笑みを浮かべた。

　メンバーからの反応は「本の中に私の写真が使われてるだけなんでしょ、って感じでみんなあんまりよく分かってない。『私が著者なんだよ』っていうのをこの前ちゃんと説明しておいたので、すごさを分かってくれたはず」と苦笑いで説明した。

　１番お気に入りの画家は「絵画に魅せられたきっかけでもあるマネ」と即答したが、「最近、日本の美術にも目覚め始めて。仏像さんが好きなんです。美しくて」とにっこり告白。「常に美術は自分の中にあって。歌のイメージも絵画ですると分かりやすいし、踊るときは『仏像さんのようにキレイに！』って思っています」と持論を展開。「私、『乙女の仏像案内』っていう本も出したいんです。（アイドルとしては）グループで頑張って、ソロではこういう本をたくさん出せるように頑張りたい」と目標を語った。