女優の片瀬那奈（３５）が８日、都内で行われた「ディズニー・アート展　いのちを吹き込む魔法」の概要発表会に出席した。

　ミッキーマウスのデビュー作「蒸気船ウィリー」（１９２８年公開）から最新アニメ「モアナと伝説の海」（２０１７年３月１０日から公開）まで、約９０年にわたるディズニーアニメの歴史をひもとく原画やスケッチなど約４５０点を展示。
　大のディズニーファンの片瀬は、好きな作品として「ふしぎの国のアリス」（１９５１年公開）を挙げ、「独特の色彩だったり、不思議な世界観だったり、アリスのちょっと不思議なかわいらしさだったり、ディズニー独特の絵のタッチや色彩が存分に発揮されているのが『アリス』だと思います」と語った。

　ディズニーアニメの魅力について聞かれると、「その時の最新技術、最新のアニメーションを肌で感じられるところが、こういう仕事をやっているうえで勉強になりますし、ディズニーの世界に瞬時に入って夢の世界にいられるところが好きです」と回答。
　展覧会の見どころを「毎回、毎回、革命的なことをやってきたディズニーの９０年の歴史が一気に見られる」と語り、「次に劇場で見る作品がより楽しくなると思いますので、ぜひ、たくさんの人にじっくりと見ていただきたいです」と来場を呼びかけた。

　東京会場は台場の日本科学未来館。２０１７年４月８日から９月２４日まで展示される。