チャド・マレーン「出オチになる」と心配
お笑いコンビ「チャド・マレーン」のチャド・マレーン(39)、女優の佐伯日菜子(42)、奥山大史監督(23)が8日、都内で行われた映画「僕はイエス様が嫌い」(31日公開)の記者会見に出席した。
祖母と一緒に暮らすため、東京から雪深い地方のミッション系小学校へ転校することになった少年・ユラ(佐藤結良=12)が、日々の礼拝に戸惑っていると、ある日現れた“小さなイエス様”(チャド)の力を信じるようになっていくさまを描いた作品。
奥山監督にとっての長編デビュー作。奥山監督は今作で「サンセバスチャン国際映画祭」の最優秀新人監督賞を史上最年少の22歳で受賞した。
チャドは、役の衣装で登壇し「どうも、イエス・キリストです!今日は第2の故郷“五反田”からやってまいりました」とあいさつ。
“小さなイエス様”は、主人公のユラにだけ見える存在だが「“小さなイエス様”を演じることに迷いはなかった?」と聞かれると、「出オチになるんじゃないかと思いました」と心配を口にしつつ、「でも大丈夫でした!」と胸を張った。
佐伯は、主人公・ユラの同級生の母親役を演じた。自分にも子どもがおり、「ものすごく光栄でありがたいこと。(監督から声がかかり)うれしいです」と笑顔で話した。