タレントの石原良純さん（62）が4日、第43回ベスト・ファーザー『イエローリボン賞』の芸能部門に選ばれ、都内で行われた授賞式に出席。親子2代での選出について心情を明かしました。

この賞は、日本を代表する“ステキで優しいお父さん”をたたえるもの。受賞の感想を石原さんは「賞をいただけるって思ったときは、“まっとうに暮らしてたんだから、これぐらいもらってもいいかな”なんて軽い気持ちでいたんですけれども、こうして改まった席でみなさんに祝っていただけますと、“本当に日本の中でいいお父さんかなって、一番じゃないだろう”っていう気がしないでもないですけどね」と話しました。

石原さんの亡き父、元東京都知事の石原慎太郎さんも1988年に同賞に輝き、親子2代での受賞となります。父の受賞を知った石原さんは「その時の選考は間違ったんでしょうね、それはないでしょう」と疑問視。

その理由として「僕が大学を出たとき、うちの親父は（卒業したことを）知らなかったんですよ。2年後ぐらいに騒ぎになったんですよ。“お前、大学は出たのか”って」とユーモラスにエピソードを語りました。