「THE FIRST」現在8位マナト
「日本から世界で活躍するボーイズグループを作る」という思いから、ラッパーSKY-HIさん(AAA日高光啓)がスタートさせたオーディション『THE FIRST』。
参加者の募集から10か月が経ち、デビューメンバーの発表が迫った今、最終メンバーに名を連ねた10人を特別取材。それぞれが抱くオーディションへの思い、そして合格への意気込みを聞きました。
『THE FIRST』は、日本テレビ系列『スッキリ』や『Hulu』で現在放送中の人気コンテンツ。“参加者の成長や葛藤”“仲間との絆”などのドキュメンタリー要素が色濃く「誰が落ちても泣く」「オーディションにハマったコトなかったのに……」と、この“ザスト”沼にハマる人が続出しているオーディションです。
■「文句の付けどころがない」SKY-HI絶賛の実力者
今回ご紹介するのはマナト(廣瀬真人)さん。福岡県出身、2001年4月生まれの20歳です。大手芸能事務所のプロジェクトに参加し、音楽で海外留学を経験した実力者。「クオリティに関しては文句の付けどころがない」とSKY-HIさんから評価される人物。そして真面目そうな外見とは裏腹に、メンバーの中でもお笑いのセンスが高い人物として知られ、メンバーからも一目置かれている存在です。(※廣瀬さんの「瀬」は異体字が正式表記)
— マナトさんの好きなアーティストや楽曲を教えてください。
「好きなアーティストはSIRUPさんとiriさんです。SIRUPさんの『LOOP』という曲を聴いてR&B、シティポップ系の曲を聴き始め、のめり込んでいきました。色々な曲を探っていき、iriさんの声が好きでどハマりしました。iriさんの楽曲はほぼ全部わかるぐらい大好きですし、自分もこういう音楽をしたいという思いがあります」
— マナトさんが“大切にしている時間や場所”は何ですか?
「海に行きます。実際体力を作る時も海に行ってランニングしたり、波の音を聴きながらリラックスしたり、歌詞を考えたりします。家ではギターを弾く時間も大切にしています。弾き語りをして“このコードにこの音合うなぁ”とか結構音楽について考える時間が多いです」
— オーディションに参加したキッカケを教えてください。
「小学生の頃からトイレでもお風呂でもずっと歌っていて、親に誘われてレッスンを受けました。音楽留学経験もあるので、音楽のアーティストになりたいとずっと思っていて、ボーイズグループで活動してみたいという思いからこのオーディションを受けました」
■参加当時よりも“パフォーマンス力が向上”自信につながる
— オーディションの前後で自信に変化はありましたか?
「参加当時と今の1番の違いは歌いながら踊るということがシンプルに上達していることだと思います。中学生の時や、高校生の時に出たイベントの動画を今でもよく見ることがあるのですが、その時とは考えられないぐらい、今ではいい意味でパフォーマンスができていると思いました。何よりそれによって自分の自信にもつながったし、認められるシーンも増えたのでパフォーマンスをどんどん自分のものにできていると思います」
—オーディションに参加して「嬉しかったこと」「悲しかったこと」はありますか?
「自分はこのオーディションで初めてラップしたのですが、レコーディングもスムーズに進んで、SKY-HIさんに“どんどん良くなっている”というのを言って頂けたことが嬉しかったです。悲しかったというより悔しいことは審査の段階で順位を落としてしまったことです。
— オーディションで気になる参加者は誰ですか?
「タイキです。まずタイキのラップが個人的にめちゃくちゃ好きで、合宿第1審査で彼が作ったチームCのメロウなラップがすごい頭に残っていて、パフォーマンスも一番輝いていたと感じました。恐ろしい13歳です」
■オーディションを通して一人の人間として成長「絶対合格します」
— マナトさんはどのようなアーティストを目指していますか?
「自分の強みは特有のR&Bのフィーリングやバイブスを歌に落とし込めるところだと思います。グループにいても誰とも声やスタイルが被らないと思うので、最後の審査ではしっかり存在感を見せつけたいと思います。僕のパフォーマンスで勇気や元気を与えられるようなアーティストになりたいです。自分の音楽を通して楽しい、かっこいいと思ってもらえるように頑張ります」
— 合格への意気込みを教えて下さい。
「今までの審査やパフォーマンスで色々な楽曲に挑戦したり、イチから曲を作ったりという、なかなかできない経験をさせて頂きました。合宿でもみんなからたくさん刺激をもらったし、アーティストとしても1人の人間としても成長できました。このコロナ禍にオーディションを開催してくださったSKY-HIさんをはじめ、スタッフのみなさんに感謝しています。絶対合格します」
写真:現在8位 マナトさん(C)BMSG