「THE FIRST」現在1位リュウヘイ
「日本から世界で活躍するボーイズグループを作る」という思いから、ラッパーSKY-HIさん(AAA日高光啓)がスタートさせたオーディション『THE FIRST』。
参加者の募集から10か月が経ち、デビューメンバーの発表が迫った今、最終メンバーに名を連ねた10人を特別取材。それぞれが抱くオーディションへの思い、そして合格への意気込みを聞きました。
『THE FIRST』は、日本テレビ系列『スッキリ』や『Hulu』で現在放送中の人気コンテンツ。“参加者の成長や葛藤”“仲間との絆”などのドキュメンタリー要素が色濃く「誰が落ちても泣く」「オーディションにハマったコトなかったのに……」と、この“ザスト”沼にハマる人が続出しているオーディションです。
■「恐ろしい才能」と称された最年少の天才を形成するモノは“愛する音楽”
今回ご紹介するのはリュウヘイ(黒田竜平)さん。愛知県出身、2006年11月生まれの14歳です。考え方や言葉選び、その色気にファンからは「人生何回目?」といわれる中学3年生。これまでの審査では常に上位を獲り続け、SKY-HIさんからは「恐ろしい才能を見つけてしまった」と称された逸材です。
— 影響を受けたアーティストや楽曲を教えてください。
「好きなアーティストはBTSで、それぞれがモノにしている“個性”がすごく好きです。JIMINさんは抑揚の付け方や表現力など、自分が知っているダンスをしている人の中で一番好きな人です!人生において大事な曲はBIGBANGの『BANG BANG BANG』です。僕の音楽人生に火をつけてくれて“カッコいい人たちがいるんだ。僕も絶対この人たちみたいになるぞ!”と思わせてくれた一曲です」
— リュウヘイさんが一番大切にしているモノは何ですか?
「親にもらったヘッドホンと音楽を聴くためのサブスクリプションが大切なモノです。理由は単純で音楽を極める上でどちらも必要不可欠なモノだからです」
—オーディションに参加したキッカケを教えてください。
「親に勧められたからです。その当時は歌とダンスが伸び悩んでいてあまり乗り気ではなかったのですが、“チャンスがあるなら参加しよう”と思ったことと、SKY-HIさんの言葉にすごく感動して“この人についていきたい”と思ったからです!」
—オーディション参加後「参加当時と今の違い」「成長したと感じたこと」などはありますか?
「“成長したな”と一番身に染みて感じていることは歌ですね。1か月間行われた4次審査の合宿では、ボイストレーナーの佐藤涼子先生のレッスンがありました。ここで高音をキレイに出す方法だったり、母音を意識することだったりを学べたことで、歌がとても上達したと思います」
■合宿ではメンバーとの衝突も経験 「人生において貴重な経験」
—オーディションに参加して「嬉しかったこと」「悲しかったこと」はありますか?
「嬉しかったことは、たくさんの仲間に出会えたことです。音楽を愛する者同士が1か月間一緒に暮らしたことで、たくさんの知識を得ることができました。人生において貴重な時間だったと思います。悲しかったことは合宿で15人3チームに分かれて行われた『クリエイティブ審査』でのことです。同じチームBのメンバーと息が合わずに悩みを抱えたこと。そしてリーダーだったシュンスケくんが脱落してしまった時は悲しかったです。あとは同じ中学生だったルイ、タイキが脱落してしまったのは年が近いからこそ、とても悲しかったです」
—印象に残っている参加者はいますか?
「僕はジュノンくんがとても印象的でした。歌がめちゃくちゃ上手いことと、性格もおっとりしていていつも優しいところが好きです。課題曲のレコーディングでは、誰よりも早く終わることが本当にすごいと思います」
■「最終審査までにプロレベルへ!」最年少が合格を目指す
—自分の強みと弱みはありますか?
「自分の強みであるアーティシズムを生かして見ている人を感動させ、存在感を発揮したいです。弱みとしては年上組に比べてクリエイティビティが少ないので、そこはアーティシズムを生かし表現の幅を増やして克服したいです」
—合格への意気込みを教えて下さい。
「とにかくがんばる!って感じなんですけど、やっぱり他の人には絶対ないもの、それこそアーティシズムなどをSKY-HIさんにアピールしていきたいです。またダンスや歌の基礎もかかさず行って、最終審査までにプロレベルまでスキルを向上させて必ず合格を掴み取ります!!!」
写真:現在1位 リュウヘイさん(14)(C)BMSG