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「THE FIRST」現在2位シュント

2021年8月6日 11:57
「THE FIRST」現在2位シュント

「日本から世界で活躍するボーイズグループを作る」という思いから、ラッパーSKY-HIさん(AAA日高光啓)がスタートさせたオーディション『THE FIRST』。

参加者の募集から10か月が経ち、デビューメンバーの発表が迫った今、最終メンバーに名を連ねた10人を特別取材。それぞれが抱くオーディションへの思い、そして合格への意気込みを聞きました。

『THE FIRST』は、日本テレビ系列『スッキリ』や『Hulu』で現在放送中の人気コンテンツ。“参加者の成長や葛藤”“仲間との絆”などのドキュメンタリー要素が色濃く「誰が落ちても泣く」「オーディションにハマったコトなかったのに……」と、この“ザスト”沼にハマる人が続出しているオーディションです。


■「その声が欲しかった」SKY-HIが絶賛した声質を持つ高校3年生

今回ご紹介するのはシュント(久保舜斗)さん。愛知県出身、2003年9月生まれの17歳。普段は可愛らしい笑顔で視聴者に癒しを与える高校3年生ですが、いざパフォーマンスともなれば様々な表情で自らを表現。SKY-HIさんから「色気、怖さ、余裕、強さを沸き立ててくれた」と絶賛され、さらに「その声が欲しかった」といわれた歌声を持つ人物です。


— シュントさんが影響を受けたアーティストを教えてください。

「影響を受けたのはSKY-HIさんが所属しているAAAさんです。小学校4年生くらいにAAAさんの富士急野外ライブにフラッグ隊として出演させて頂いた時に、今まで遊びでやっていたダンスと歌で、この人たちのようになりたいと本気で思ったくらい大好きなアーティストさんです」

— 影響を受けた楽曲はありますか?

「人生において大事な曲はUVERworldさんの『PRAYING RUN』という曲です。この曲は僕が音楽に一番悩んでいた時に出会った曲で、何度も涙を流して踏ん張ろうと思えた1曲です。この曲がキッカケで自分も人の気持ちを動かせるアーティストになりたいと思うようになりました。そしてもちろん『To The First』も、このオーディションを通して大切な曲になりました」

— シュントさんが一番大事にしている時間はありますか?

「最近は休日の家族と過ごす時間を大切にしています。理由は、人間どんな時でもいなくなってしまうことを自分の身で体験したからです。だからこそ、いま生きている時間を自分のための時間と家族と過ごす時間をしっかり分けて大切にしています」


■「もっと音楽を知りたい」合宿で芽生えた音楽への思い

—オーディションに参加した理由を教えてください。

「最初の理由は“おもしろそうだな”“SKY-HIさんが作るグループはカッコいいだろうな”という気軽な感じで参加しました。でも3次審査あたりから今の自分の置かれている立場や、これは絶対に受かりたいという気持ちがどんどんどんどん湧き上がってきて、落ちることを考えないくらい今は本気です」

—オーディションに参加して成長したことはありますか?

「音楽がもっと好きになったことだと思います。合宿を通して成長した、楽しくなったという部分もあるんですが、それとは別に“もっと音楽を深く知りたい”と思えるようになりました。合宿に入ってからは、より一層他の人をリスペクトすることが出来るようになったのも参加当時と変わったところだと思います。“最終メンバーはやっぱり普通じゃない”ってすごく感じさせられるし、レベルの高い人が集まっているので、一つ一つリスペクトできるんですよね」

—1か月に及ぶ合宿が行われていましたが、印象的だった出来事はありますか?

「合宿では自分もみんなも一緒に成長している実感がすごくありました。そんな中でSKY-HIさんに褒めて頂けたことがすごく嬉しかったことを覚えています。逆に短い期間であったものの、同じ夢に向かっている仲間がいなくなってしまうのはとても悲しかったです」

—参加者の中で一目置いている人はいますか?

「キャラクターや存在感ですごく目立っていたのは、やはりマナトくんですね。合宿中にメンバーの中で流行ったギャグや遊びは基本マナトくんが生み出していました(笑)。マナトくんと一回も宿泊の部屋が一緒になれなかったんですけど“相当すごい人だ”と思っていて、僕も見習おうと思いました(笑)」


■絶賛された“声質”を武器に合格を掴み取る

—もしデビューしたら、どんなアーティストを目指しますか?

「自分自身は“声質”が強みだなと思っていて、この声を生かしてグループのスパイスのような役割になりたいと思っています。その上で、曲によって表情を変化させて全身で音楽を届けられるアーティストになりたいと思っています」

—最後に合格への意気込みを教えて下さい。

「ここまで本当にいろいろなことがあって、挫けそうになったりする時もありました。でも、生半可な気持ちでやってきたわけじゃないので、そのことを根底としてしっかり持っておいて、最後は音楽を自分・グループのみんなでしっかり表現して、悔いが残らないようにパフォーマンスします。そして自分の理想に近づき、夢に駆け出すために絶対受かりたいと思います。100%受かります」


写真:現在2位 シュントさん(17)(C)BMSG