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「THE FIRST」現在3位ソウタ

2021年8月3日 18:57
「THE FIRST」現在3位ソウタ

「日本から世界で活躍するボーイズグループを作る」という思いから、ラッパーSKY-HIさん(AAA日高光啓)がスタートさせたオーディション『THE FIRST』。

参加者の募集から10か月が経ち、デビューメンバーの発表が迫った今、最終メンバーに名を連ねた10人を特別取材。それぞれが抱くオーディションへの思い、そして合格への意気込みを聞きました。

『THE FIRST』は、日本テレビ系列『スッキリ』や『Hulu』で現在放送中の人気コンテンツ。“参加者の成長や葛藤”“仲間との絆”などのドキュメンタリー要素が色濃く「誰が落ちても泣く」「オーディションにハマったコトなかったのに?」と、この“ザスト”沼にハマる人が続出しているオーディションです。


■「文句の付け所がない」SKY-HIも脱帽 世界一のダンサー

今回ご紹介するのはソウタ(島雄壮大)さん。神奈川県出身、2001年1月生まれの20歳です。ダンサー&振付師としてHIP HOPダンスの世界大会で4度の優勝を経験。4次審査となる合宿ではラップのスキルが急成長。SKY-HIさんに「文句の付け所がない」とまで言わしめた実力者です。合宿最終審査では、振り付けを自ら志願。参加者たちの特性を最大限に生かした圧巻のパフォーマンスを披露しました。


— ソウタさんはどんなキッカケでダンスを始めたんですか?

「ダンスの先生をしていた母の影響で、小さい頃から多くのジャンルの音楽を耳にしていたんです。僕としては“アニソンを聴きたいな”と思っていたのに、洋楽やポップスを流されていて音楽が耳障りに感じていました。でも母が不意に流したジャクソン5の『I Want You Back』に初めて心ひかれてハマってしまい、僕から母に“ダンスがしたい”と言ったのがキッカケです」

— ソウタさん自身を作り上げたモノはなんですか?

「地元と実家ですね。僕は、あの地域、あの家でなかったら今ここまで来られていなかったと思います。どれだけ忙しくても家族の誕生日の祝福をしたり、疲れた時も家の前の海だったり、湘南の空気を感じることでリラックスできたり、地元に居る時だけで、いろんなことを乗り越えられる存在です」


■アーティストを目指すワケ「音楽の体現者になりたい」

— ダンスで世界一を経験しソウタさんがアーティストを目指したのはなぜですか?

「ダンスを始めてから『世界一を取りたい』という夢ができて、中3でその夢を叶えることができました。次に『世界一のダンサー』になりたいと自分を高めてきました。そんな中でどういったダンサーが一番なのかを考えていた時にブルーノ・マーズに出会いました。自らの音楽で自ら踊る。まさに音楽の体現者でした。僕が目指していたダンサーはブルーノに比べたら音楽との距離が遠い。僕も“音楽の体現者になりたい”と思って、ダンサーに区切りをつけてきました」

— オーディションに参加して「嬉しかったこと」「悲しかったこと」はありますか?

「多くの才能との出会いです。みんなひとりひとり違った個性を持っていて、合宿が始まる前に思っていたよりも数倍の学びと刺激があったことが嬉しかったです。脱落メンバーが出る瞬間は悲しい気持ちもありますが、今はみんなが活躍していることを誇りに思います」

— これまでに印象に残っている参加者はいましたか?

「1人目はショウタくんです。ショウタくんは“こんな人いると思っていなかった”の一言ですね。ダンサーに区切りをつけてきた自分にとっては、ショウタくんのような存在がとても支えになりました。あのようなバイブスを持っている人がいて、ここまで一緒にできていることが嬉しいです。2人目はマナトです。マナトは根が自分と同じ感性だと感じていて、合宿で部屋が一緒になってから全ての審査で同じチームで、勝手に相方のような感情になっているメンバーです」

— オーディションに参加してみて心境の変化はありましたか?

「ダンサーからアーティストになれたなという自信はあります。ただ単にダンスに歌を貼り付けているのではなくて、ふたつを合わせて表現している。そんな楽しさを日に日に感じています。ダンサーの頃はどこか上の立ち位置にいる気持ちでしたが、今は初心に戻ってイチから必死に成長することにやりがいを感じています」


■ダンサーの肩書きを捨てイチからアーティストを目指す

— ソウタさんはどのようなアーティストを目指していますか?

「自分が手放してきたものや背負っているものの大きさは誰にも負けません。ダンサー、コレオグラファーとしての強みはもちろんですが、世界と繋がるカギを持っている自信があります。そして世界と戦える能力や経験などを存分に生かして、ダンサーではなくアーティストとして世界中に新しい“SOTA”を見せたいです」

— 合格への意気込みを教えて下さい。

「僕が手放してきたものの全ては合格しなければ意味がありません。様々な気持ちを背負って、そのものの大きさをステージで発揮すれば一番輝けるはず。NEW“SOTA”を見せつけて合格します!」


写真:現在3位 ソウタさん(C)BMSG

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