モー娘。の“ダンスマシーン”石田亜佑美、有終の美 「卒業と加入がないグループだったら」愛を語る
石田さんは2011年9月、10期メンバーとしてモー娘。に加入。宮城県生まれで、グループ初の東北出身メンバーです。キレのあるダンスでグループをけん引し、モー娘。の“ダンスマシーン”とも称されました。
『モーニング娘。’24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE !〜Blå Eld〜石田亜佑美 FINAL』と題された石田さんの卒業コンサート。11月27日にリリースされたアルバム『Professionals-17th』に収録されている『勇敢なダンス』で幕を開けました。
続けて、『最KIYOU』『愛の軍団』といった、モーニング娘。ならではのフォーメーションダンスが光るダンスナンバーを披露。
『恋愛レボリュ-ション21(updated 23 Ver.)』では、メンバーが客席に近い花道を歩き、ファンに笑顔で手を振りながらパフォーマンスしました。
■メンバーが明かす、石田亜佑美との思い出
本編最後のMCでは、メンバーが石田さんへの思いを語る一幕も。最年少メンバーの弓桁朱琴さん(16)は、「石田さんのあたたかい言葉に何度も救われていました」と語り、櫻井梨央さん(19)は「加入時に寂しい思いをしたこともあったんですけど、石田さんはいつも『大丈夫だよ』と声をかけてくれた」と話すなど、石田さんの人柄が伝わる時間となりました。
■「ずっとこのステージにいたい」グループ愛を語る
アンコールではメンバーカラーであるブルーのドレスに身を包み、ステージに登場。13年間の活動への思いをしたためた手紙を朗読しました。
石田さんは、「いつか自分もと夢見ていた卒業というステージ。こんなにたくさんの方に見守っていただき、本当にうれしいです」と心境を明かすと、「卒業と加入がないグループだったら、ずっとこのステージにいたいと思うほど、私はモーニング娘。が大好きです」と、グループへの愛を語りました。
そして、「モーニングの石田亜佑美と出会ってくれて、好きになってくれて、本当にありがとうございました!」と、挨拶を締めくくりました。
ソロで『私のでっかい花』、ラストには『青空がいつまでも続くような未来であれ!』を歌唱。笑顔と涙がまざった表情でファンに手を振り、モーニング娘。として有終の美を飾りました。
所属事務所によると、石田さんは卒業後も芸能活動を続けていくということです。