モー娘。歴代最長リーダー・譜久村聖が卒業 「好きなことと仕事の間で悩むこともあった」
譜久村さんは2011年1月、モーニング娘。に9期メンバーとして加入。初代リーダーの中澤裕子さん以降バトンが渡されてきたリーダーの座に2014年11月、9代目として就任しました。
■気合い入れで実感「本当に最後なんだな」
譜久村さんのメンバーカラーである“ホットピンク”のペンライトに染まった会場。新曲『Wake-up Call~目覚めるとき~』で幕が上がりました。
MCで譜久村さんは、「(本番前の)気合い入れをするときに『本当に最後なんだな』と実感」したと心境を明かし、「どんなときもみんなといい公演を作ってこられたなって、振り返ったときに思えたので。今日も、いつも通りの私たちをお届けできたらいいなと思います」と、卒業公演への意気込みを語りました。
ライブでは、『セクシーキャットの演説』『What is LOVE?(23 Ver.)』『Only you』などの人気曲や、『Say Yeah!-もっとミラクルナイト-』(2001年)、『Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜』(2003年)といった懐かしい楽曲を披露。約1万2000人(主催者発表)のファンを盛り上げました。
■白のドレス姿で感謝を伝える
譜久村さんはダブルアンコールで、白を基調としたドレス姿を披露。研修期間を含めると15年もの長い間活動してきた思いを手紙にしたため、「ハロー!プロジェクトが大好き過ぎた私は『大好きー!』という勢いのみでオーディションを受けました」と振り返りました。さらに、「好きなことと仕事の間で悩むこともあった」と本音を明かしながら、“3日間5公演”や“ゴールデンウイーク毎日コンサート”、“真夏の野外フェス”など、数々のステージを乗り越えられたのはメンバーやファンの存在だったと、感謝の思いを伝えました。
『I WISH』、『みかん』をパフォーマンスし、アイドル人生に幕を下ろした譜久村さん。SNSでは「おめでとう」と卒業をお祝いするコメントが相次ぎました。譜久村さんは少し休みをとった後に、芸能活動を続けるということです。