真田広之と「合宿で一緒にマラソン」 JAC時代の後輩を取材 仕事現場で見た“行動のスゴさ”
■ゴールデングローブ賞の受賞を聞き「スッキリしました」
今回、真田さんは主演/プロデューサーを務めた『SHOGUN 将軍』で、テレビドラマ部門の主演男優賞を受賞。飯塚さんに受賞の感想を聞くと、「率直に“やってくださった!”と思った。若い俳優志望、夢を持っている方々は、うわさで“日本人はスターになれない”とかそういう話を信じちゃって、自分自身で“もうダメだ”と決めつけちゃっている人が多い。“あなたが最初の一人になればいい”といつも言っていたんです。それをまさに真田さんがやってくれた。スッキリしました。誇りに思います」と話しました。
■「良い作品を作るため」 真田広之がとった行動
真田さんの仕事をそばで見たことがある飯塚さんに、“真田さんのスゴいところ”について質問。1つ目に、「今はセリフも英語じゃないですか。セリフも覚えて、アクションやりながら表情も作る。それは並大抵の努力ではないですね」といいます。
2つ目に、「自分の出番でもないのに、日本のシーンがあるときは現場になるべく来て、ずっと見ていてくれる」ことを挙げた飯塚さん。続けて、「おかしいところはそーっと来て伝えてくれる。スタントコーディネーターや色んな人がいる中で、自分が思ったことを伝えるのは言いづらいと思うんですよね。その人たちのプライドもありますし。そこを良い作品を作るために勇気を持ってちゃんと伝えてくれる、っていうのは素晴らしいなと思います。言い方も柔らかい」と、真田さんの人柄について明かしました。
そして最後に、「真田さんがアメリカに進出してきてくださったから、同じジャパンアクションクラブの先輩がいるんだ、頑張っているんだっていう存在自体が心強いです。いてくださってありがとうございます、それが心からの正直な気持ちです」と、感謝の思いを語りました。