草笛光子 90歳 映画主演で「毎日、老いと闘っています」 100歳迎える現役作家の作品で等身大を演じる
映画は、11月5日で100歳を迎える作家の佐藤さんが、これまで雑誌で連載され、90歳を迎えヘトヘトになった作家自身の日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いをつづった作品。実在の主人公、作家・佐藤愛子役を演じる草笛さんの“90歳”を迎えたことに合わせ映画化が発表されました。
草笛さんは「佐藤愛子先生の明快に物事をおっしゃる作品は、とても気持ちが良いと思っていましたので、そのリズムを軸にして演じたいと思っています。いよいよクランクインを迎え、大変なことですが、私は私なりに正直に一生懸命やります。大事に演じ大事に生きます」と、映画について明かしました。
また、作家の佐藤さんは「特に新しいことを考えて書いたわけでも、何か特別な思いを込めたものでもなく、相も変わらず憎まれ口を叩くという、そんな気分でしたかね。私はいつも自然体を心がけているだけです。そんな『九十歳。何がめでたい』を原作にして、どんな妙ちくりんな作品が出来上がるのやらと楽しみにしています」とコメントしています。