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BiSH、アイナ・ジ・エンド「夢はミュージカルスター」 日本初上陸のミュージカル主演に

2022年5月26日 22:50
BiSH、アイナ・ジ・エンド「夢はミュージカルスター」 日本初上陸のミュージカル主演に
ミュージカルの主演を務めるアイナ・ジ・エンドさん Photographed by Leslie Kee
6人組グループ『BiSH』のメンバーであるアイナ・ジ・エンドさんが、ミュージカルの主演を務めることが決定しました。

アイナさんが主演を務める舞台は、日本に初上陸したブロードウエイミュージカル『ジャニス』。本作は、唯一無二の歌声でアメリカの音楽史を塗り替えた伝説の女性ロック・スター、ジャニス・ジョプリンの物語。生涯孤独と闘い27歳で急逝したジャニスの “亡くなる1週間前の、一夜のコンサート” をコンセプトに、ジャニスの半生を舞台化。ジャニスが自らの物語を語り、それに紐付く数々の名曲を熱唱していきます。

主人公のジャニス・ジョプリン役を演じるアイナさんはミュージカル初出演。今回のミュージカル出演にアイナさんは「中学1年生から2年生くらいまで、ミュージカルスクールに行っていて、中学生の時の夢はミュージカルスターだったんですよ。小さい時から “自分は歌って踊る” それをステージでやりたいと思っていたので。もちろんいまBiSHとしてライブで自分を表現できているのはすごく幸せですけど、ミュージカルっていうのは小さい時の夢なので、うれしい、やってみたいって思いました」と喜びを語りました。

また、演じる役のイメージについて「27歳で亡くなったというわりに名言がすごく多くて、自分もハッとするような言葉が多いです」。例えば『あなたはあなたの妥協したものになる』という言葉。これにアイナさんは「“自分を安売りするな” っていう意味にもできるし、“あなたはあなたがしたことがすべてだから、すべてをあなたの思うようにしなさい” みたいな意味にもできる。だから、まだジャニスの言葉の本心はわかってないんですけど、ジャニスの残した言葉を咀嚼(そしゃく)しています。そうじゃないと、私がやる意味がないのかなって」と話しました。

ジャニスの印象については「見切り発車で動いてしまうところとか、結構似ているのかなと思ったりしました。ジャニスはすごくエネルギーがあって、ハスキーでパワフルってイメージがあるかもしれないけど、実はちょっと繊細でさみしがりやな女の子だったと思います。それは時代を超えて今もそういう人がたくさんいると思うし、私もそうだし。だから、時代関係なく、年齢関係なく、今生きている人たちみんなが、どこか心にひっかかるものがあると思います」と、自身との共通点について語りました。

共演者として、歌手のUAさん、歌手で舞台俳優の浦嶋りんこさん、シンガー・ソングライターの藤原さくらさん、4人組バンド『緑黄色社会』のボーカル、長屋晴子さんが脇を固めます。そして、総合プロデューサーを音楽プロデューサーの亀田誠治さんが務めます。