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「少しでも背中を押せるような演劇に」11月に被災地氷見で舞台公演 藤原紀香さんが訪問

2024年7月2日 19:37
「少しでも背中を押せるような演劇に」11月に被災地氷見で舞台公演 藤原紀香さんが訪問
能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市を2日、俳優の藤原紀香さんが訪れました。

2024年11月に氷見市で公演される舞台に出演する藤原さんは、被災地に元気を届けたいと話しました。

2日、被害の大きかった地域のひとつ氷見市北大町を訪れた藤原紀香さん。

通りでは公費解体の工事が行われていました。

被災した家屋などをみた藤原さんは「被災地に寄り添っていきたい」と話しました。

藤原紀香さん
「いろんな人たちがこういうことを忘れず、心を寄り添わして、遠く離れたところでも、やれることってたくさんあると思うし、ひとりひとりが公私ともにやれることを日本人のひとりとしてやることによって、もっともっと栄える、そういう街になると思います」

藤原さんは2024年11月に氷見市芸術文化館で公演される舞台「罠」に出演します。

この施設での演劇の公演は能登半島地震の発生後、初めてとなります。

藤原さんは舞台を見るために多くの人に氷見を訪れてもらい、町が少しでも元気になればと話していました。

藤原紀香さん
「作品に思いを込めると同時に、その地域地域への思いを込めて人が前に歩いていこうとするときに、少しでも背中を押せるような演劇にできたらなと思っていますし、応援してるとか頑張ってとかそんなおこがましいことは言えなくて、少しでも心のおみやげを持って帰ってもらえるようなそういった作品にしたい」

舞台は全国7か所をまわり、氷見市での公演は千秋楽となる2024年11月25日です。

藤原紀香さん
「少しでもこの氷見の、富山の、そして北陸の、見に来てくださったみなさんの元気につながればいいなと思っています」
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