人間国宝に認定された竹工芸家・岐部正芳さんに県民栄誉賞 竹工芸の魅力を広め後継者の育成に尽力 大分
竹工芸家で人間国宝に認定された岐部正芳さんに13日、県民栄誉賞が贈られました。
県民栄誉賞が贈られたのは大分県九重町の竹工芸家岐部正芳さんです。
岐部さんは高校卒業後会社員を経て、工芸の道に進み竹の魅力を生かした繊細な作品を作り続けてきました。
2024年10月には県内からは2人目となる国の重要無形文化財の保持者である人間国宝に認定されています。
長年、竹工芸の魅力を広め、後継者の育成にも尽力したことから今回の受賞が決まったということです。
◆竹工芸家岐部正芳さん
「本当に栄えある賞をいただいて 本当に嬉しい幸せを感じている。(竹工芸で初の人間国宝)生野祥雲斎氏もきっと喜んでくれているのではないか」
県民栄誉賞が贈られるのは岐部さんが12人目で岐部さんは「今後も竹工芸の魅力を伝える努力を続け文化や伝統を後世に残していきたい」と話しています。
最終更新日:2024年12月13日 18:36