「何に使ってたの?」縄文時代の不思議な道具を紹介 出土品600点を展示 山梨
何に使われたか分からない縄文時代の「不思議な道具」を紹介する特別展が28日から、甲府市の県立考古博物館で始まります。
特別展「縄文時代の不思議な道具」では縄文時代に日常的に使われた道具ではなく、使い方が分かっていない石器やミステリアスな土器など約600点の出土品を展示しています。
小山田記者
「こちらでは実際に石棒を持って重さを体感することができます。ずっしりとしてとても重たいです」
こちらは大人がつくったものを、子どもがまねてつくったと推定されるミニチュアの土器です。
また、こちらはデフォルメされた犬やイノシシなどの動物を模した土製品です。やはり、何に使われたかは分かっていません。
県立考古博物館学芸課 野代幸和 課長
「不思議なものをどのように使ったのだろうということを考えていただきたいという展示の構成になっています」
この特別展は11月24日まで開かれています。