日経平均78円安 米株安受け売り優勢…利益確定の売り注文も
11月10日の東京株式市場で日経平均株価の終値は下落しました。9日に比べて78円35銭安い3万2568円11銭でした。
前の日のアメリカで長期金利が再び上昇したことなどから、ニューヨーク株式市場で主要な株価指数が下落しました。その流れを受け、10日朝の東京株式市場でも売り注文が優勢となりました。また、9日、日経平均株価は500円近く上昇したことから利益を確定する目的の売り注文も入り、株価の下げ幅は、一時400円に迫りました。
しかし、下げすぎて割安感の出た銘柄に買い戻しも入り、日経平均株価は取引終了に向け下げ幅を縮めました。
市場関係者からは、「アメリカの長期金利が時間外取引で低下したことも株価の下げ幅を縮める要因になったのではないか」との声も聞かれました。
東証プライムの売買代金は、概算で4兆1106億円。売買高は、概算で16億3842万株。