日経平均株価が3万2000円台を回復 「上昇局面に入った」と期待の声 一方で過熱感指摘も
日経平均株価は33年ぶりに3万2000円台を回復し、高値を更新しています。
5日の東京株式市場は取引開始直後からほぼ全面高の展開となり日経平均株価は3万2000円を超えました。バブル期となる1990年7月以来、33年ぶりの高値水準となります。
アメリカで懸念されていた債務上限問題が解消したことや、雇用に関する統計が堅調だったことから、市場に安心感が広がったことが主な要因で、日経平均株価は3万2217円43銭で5日の取引を終えました。
国内では好調な企業業績に加えインバウンド需要の高まりなどから株高が進んでおり、日経平均はこの1か月で3000円近く値上がりしています。市場関係者からは、「上昇局面に入っている」と期待する声がある一方、過熱感も指摘されています。