スカイマーク上半期決算、過去最大の赤字に
スカイマークの今年4月から9月までの半年間の決算は、純損失が57億円を超え、過去最大の赤字となった。
スカイマークの今年上半期決算は、黒字だった去年の上半期決算から一転、純損益が57億4400万円の赤字となり、過去最大の赤字となった。円安が進んだことや、格安航空会社(=LCC)との競争が激化したことなどが要因。スカイマークは、先日、成田空港の国内線の運航を廃止するなど経営が悪化している。
エアバス社の大型旅客機「A380」の購入契約を資金調達が難しいとして見直している問題については、エアバス社から求められている多額の違約金を減額できないか交渉中。現時点で業績への影響額を見積もることができないことなどから、今回の決算には反映していないという。
また、預金残高はこの半年で25億円以上減っており、スカイマークでは、4月から6月までの決算に引き続き、「継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在する」と発表している。