三菱マテリアル子会社 検査データ改ざん
神戸製鋼に続き、三菱マテリアルの子会社が検査データの改ざんをしていたことが分かった。
三菱マテリアルによると、データを改ざんしていたのは、子会社の「三菱電線工業」と「三菱伸銅」。
このうち三菱電線工業では、シール材と呼ばれるゴム製品の寸法や材料の性能などのデータが改ざんされていた。改ざんは少なくとも2年半の間、続いたとしている。
問題の製品は、航空機や車などの部品として229社に納入された可能性があるとしており、防衛省でも自衛隊機の部品に使われていた。
出荷はすでに停止していて、三菱マテリアルなどでは安全性などの調査を進めている。