×

東証、5日から取引終了時間30分延長 市場活性化狙い

2024年11月1日 13:53
東証、5日から取引終了時間30分延長 市場活性化狙い

東京証券取引所は3連休明けの5日から、取引終了時間を30分延長します。延長は2011年以来で、市場の活性化につなげる狙いです。

現在の取引時間は午前9時から午後3時までですが、5日からは午後3時半までとなります。

これに合わせて、取引終了前の5分間には「クロージング・オークション」と呼ばれる新たな仕組みが導入されます。

この5分間は、注文を受け付けるだけで売買は成立せず、株価は動きません。そして、取引終了時間になると、売り注文と買い注文を突き合わせて終値が決まる仕組みです。投資家は5分の間に、他の注文状況を見ながら発注や取り消しを行えるため、終値の透明性が高まるとされています。

東京証券取引所は、取引時間の延長と新たな仕組みの導入で、取引の機会を増やし、市場の活性化をはかる狙いです。

最終更新日:2024年11月1日 13:53
    24時間ライブ配信中
    日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
    logo

    24時間ライブ配信中