“GoToトラベル”専門家から提言へ
新型コロナウイルス対策をめぐり25日、菅内閣の発足後初めてとなる専門家による分科会が開催されます。ワクチンなどについて話し合うほか、GoToトラベルなど人の移動に関して、専門家から政府への提言が出されることがわかりました。
専門家は、GoToキャンペーン事業を「新しい生活様式」を定着させるきっかけにしてほしいと提言します。
また、東京でのGoToトラベル事業の開始や、年末年始に備えて「小規模分散型旅行」を推進すること、感染状況をモニターしステージ3相当と判断した場合は、イベントやGoToトラベルの対象となる都道府県を除外することなどを提言します。
一方、政府はワクチンの接種指針について、中間とりまとめの案を示します。
感染リスクの高い医療従事者や重症化しやすい高齢者などに優先的に接種するほか、高齢者施設で働く人や妊婦などについては引き続き検討するとしています。
また、「GoToイベント」などについて、来月中旬以降の開始に向けて専門家の意見を聞く予定です。