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2月の月例経済報告「緩やかに持ち直している」景気判断据え置き

2023年2月21日 17:48
2月の月例経済報告「緩やかに持ち直している」景気判断据え置き

政府は2月の月例経済報告で「一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直している」とする景気判断を据え置きました。

政府は2月の月例経済報告で景気全体の判断について、「このところ一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直している」としました。先月11か月ぶりに下向きに修正した景気判断をそのまま据え置いています。

個別の項目では、「個人消費」は外食・旅行等のサービス消費が回復していることに加え、新車の販売台数も増えているとして、「緩やかに持ち直している」としています。

また、企業間での商品の価格を示す「企業物価」は、先月の「上昇している」から、「このところ上昇テンポが鈍化している」に表現を下向きに修正しました。

景気の先行きについては、「持ち直していくことが期待される」としつつ、海外の景気の下振れや物価上昇の影響に懸念を示しています。