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浜岡原発 想定される最大の津波の高さを海抜22.7m→25.2mに変更 中部電力

2024年3月14日 18:49
浜岡原発 想定される最大の津波の高さを海抜22.7m→25.2mに変更 中部電力

中部電力によりますと、浜岡原発(静岡・御前崎市)で想定される最大の津波の高さを海抜22.7メートルから25.2メートルに引き上げるということです。

従来は、南海トラフ巨大地震の発生を想定していましたが、これと海底地すべりが連続して発生した場合を想定して評価し直したためです。

中部電力が再稼働を目指している浜岡原発の3号機と4号機は、原子力規制委員会による新規性基準の適合審査中で、中部電力は今後の審査会合で最大の津波高25.2メートルという評価結果を示す予定です。

浜岡原発の防波壁の高さは22メートルで、適合審査で最大の津波の高さが25.2メートルに決まれば防波壁の高さが足りないことから、中部電力はかさ上げなどの追加の対策を検討しています。

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