全トヨタ労連 4年連続「統一要求」掲げず
トヨタ自動車グループの労働組合が、春闘で求める賃上げ額について4年連続で統一した金額を掲げないことを決めました。
全トヨタ労連は12日の中央委員会で、ベースアップに相当する「改善分」について、統一した要求金額を掲げない方針を正式に決めました。
金額を掲げずにベアを要求するのは4年連続です。
年間の一時金=ボーナスは、去年の春闘と同じ、月給の5か月以上を求めます。
人件費などの適切な価格転嫁について発注側と受注側の労使による話し合いなどに取り組み、物価の上昇率を超える賃上げを目指すということです。
トヨタグループ各社の労使交渉は、来月中旬から本格化します。