アイリスオーヤマ、赤ちゃん用の紙おむつ生産に参入へ 単価上昇などで利益見込む
家電や日用品を製造、販売しているアイリスオーヤマが、赤ちゃん用の紙おむつの生産に参入します。
アイリスオーヤマは、コロナ禍の2020年、世界的に不足していたマスクの国内での大量生産に乗り出し、ヘルスケア事業を拡大しました。しかし、コロナの収束後は売り上げが落ち込んでいます。こうした中、来年前半をメドに赤ちゃん用の紙おむつの生産に参入すると発表しました。
少子化で国内の赤ちゃん用おむつの需要は減少傾向にあるものの、単価の上昇や独自の販売網を活用したシェア拡大で利益を見込むほか、海外での販売なども視野に参入を決めたということです。
2030年までに赤ちゃん用おむつの売り上げを100億円にまで伸ばし、ヘルスケア事業全体を押し上げる計画です。
最終更新日:2024年11月27日 19:33