電気料金また値上げ…過去5年間で最高水準 大手都市ガス4社も値上げへ
電気料金が7月もまた値上げとなります。比較できる過去5年間では最も高い水準です。
大手電力10社のうち4社が、7月の電気料金を値上げすると発表しました。ウクライナ情勢などを受け、火力発電の燃料となるLNG(=液化天然ガス)などの価格が高騰していることが要因です。値上げしない6社は制度上、値上げできる上限額に達しています。
値上げの幅は、平均的な使用量の家庭で、東京電力が306円、北海道電力が299円、中部電力が260円などとなっています。電気料金は値上がりが続いていて、東京電力の場合、前の年の同じ月と比べると、平均的な使用量の家庭で1898円の値上がりとなりました。
一方、大手都市ガス4社も7月の値上げを発表しました。全社そろっての値上げは11か月連続となります。