×

【特集】まもなく開業を迎える新しい広島駅ビル「ミナモア」 地元企業も出店に向け準備

2025年3月6日 19:05
【特集】まもなく開業を迎える新しい広島駅ビル「ミナモア」 地元企業も出店に向け準備

まもなく開業を迎える新しい広島駅ビル「ミナモア」。広島初登場の店舗に注目が集まっていますが、地元広島の企業も、新たな試みで出店に向けた準備を進めています。

着々と工事が進む「ミナモア」。3月24日の開業に向け、出店するテナントの準備も最終段階です。

豊富な品揃えでテナントとして初出店!

■イズミスタッフ
「本日は1日陳列作業のほど、よろしくお願いいたします。」

開業まで2週間あまり。総合スーパーなどを展開する「イズミ」が、テナントとして初出店する化粧品店では、品出しの作業が始まりました。

並ぶのは、農薬や化学肥料を使わずに栽培された、植物由来の化粧品などです。目玉は、世界各国の人気ブランドです。

■イズミスタッフ
「イタリア、アメリカ、オーストラリアみたいな、海外ブランドを今回メインで取り扱っています。」

また、イタリア発祥の高品質のヘアケア商品も、初めて取り扱います。店内では、およそ1万点にのぼる商品が次々と並べられました。

■ア・フルール プティ ミナモア広島店店長 行友歩さん
「バラエティ雑貨からオーガニック商品まで色々あるので、ア・フルール・プティに来たら、何でも欲しいものがあるって思って頂けたらいいなと思います。」

本をもっと好きになる体験を「廣文館」で!

そして、広島の書店「廣文館」も、これまでにないタイプの店舗を構えます。

■廣文館 丸岡弘二取締役COO
「広島の皆さんに、もっと本を好きになってもらいたい。また、たくさんの本に出合ってもらいたいという気持ちが強くございます。」

テーマは「体験」。コンパクトな店内の中心に、ギャラリーを設けました。作家のトークショーや地元アーティストの作品展など、毎日イベントを行います。

また3月6日は、広島出身の小説家・稲田幸久さんによる「ミナモア」を舞台にした本も発表されました。駅ビルに関わる3人の物語による短編小説です。

注目は、廣文館と同じくミナモアに出店する「マウントコーヒー」とのコラボ企画です。インターネットや書籍のデジタル化が進む中で、リアル書店の必要性を示すことを目的としています。マウントコーヒーのスペシャルブレンドのコーヒー豆6種類と、そのコーヒーのイメージに合う本を、店員が選んでペアにして販売します。駅ビル開業とともに、地元企業が新たなかたちで広島の街を盛り上げます。

【テレビ派 2025年3月6日放送】

最終更新日:2025年3月7日 15:36
    広島テレビのニュース