ことしの県産りんごの予想収穫量が発表されました。高温被害を受けた去年よりおよそ4万7,000トン多い42万1,500トンとなる見込みです。

これは全国の青果会社などを集め県りんご対策協議会が弘前市で開いた会議の中で発表されました。
それによりますとことしのりんごの予想収穫量は42万1,500トンで、猛暑などの影響を受けた去年産の実績より4万7,100トン多くなっています。
また会議では輸出を含めた県外出荷の目標を去年産の実績より2割多い25万4,300トンとする計画を確認しました。
ことしのりんごはこれまでのところ大玉傾向で順調に生育しています。今後は新しく制作するPR動画や店頭販売イベントなどの宣伝活動を通して青森りんごの需要拡大をめざします。

★県りんご対策協議会　加川雅人会長
「今のところ玉回りも非常に大きいということで順調にいけば42万1,500トンよりは少し多い生産量になると思いますけれども　今台風が来ていますので台風の被害がなければと思っています」

会議では北上している台風10号に対して出席者から被害を心配する声が上がり、園地では早めの備えが必要です。