日本原燃はきょう六ヶ所再処理工場を巡り来月末までとしてきた完成目標を延期すると表明しました。

日本原燃の増田社長はきょう午前、来月末までとしてきた再処理工場の完成目標を断念すると県に伝えました。
再処理工場を巡っては建物などの耐震設計に必要な「地盤モデル」の全面的な見直しなどが影響し原子力規制委員会の審査が長期化していました。延期の理由について増田社長は建物などの耐震設計の説明にさらに「１年程度を要する」としました。延期幅については26日の審査会合で議論した上で今月29日に県に報告する方針です。
また、ＭＯＸ燃料加工工場も今年度上期としていた完成目標を延期すると表明しました。
再処理工場の完成延期はこれで27回目です。