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「ハマに活気を!」港町八戸の復活へ第一歩 漁業会社がカレイ・ヒラメの陸上養殖に参入

2024年8月26日 17:28
「ハマに活気を!」港町八戸の復活へ第一歩 漁業会社がカレイ・ヒラメの陸上養殖に参入

八戸市の漁業会社が市内の空き倉庫を借り受け高級カレイ「マツカワ」とヒラメの陸上養殖に乗り出します。つくり育てる漁業を推進するモデル事業として産学金官が連携して取り組みます。

陸上養殖に参入するのは八戸市の「嶋脇漁業」できょう八戸市役所で関係機関と調印式を行い連携協定を結びました。
この陸上養殖は水を浄化しながら再利用することで排水を出さない閉鎖循環式で、初年度マツカワ1,500匹とヒラメ3,500匹を水槽で育てる計画です。八戸前沖さばに代わる食の観光資源にマツカワ・ヒラメを育てようと国の交付金を活用し青い森信金の融資を受けて事業を始めます。稚魚は県栽培漁業振興協会から供給を受け八戸工業大学はICTを活用した技術提案を行います。

★嶋脇漁業 吉田徳光代表取締役
「まずはおいしいと言われる魚を作れるように頑張り陸上養殖を成功させて活気のあるハマのまち八戸を取り戻したいと思っています」

今年度は借り受ける空き倉庫に設備を設置し来年4月以降養殖を開始して来年度末の初出荷をめざします。

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