ジャージー牛の放牧 真庭市蒜山高原
冬の間、牛舎で過ごしていたジャージー牛の放牧が、岡山県真庭市の蒜山高原で始まりました。
ジャージー牛の放牧が始まった、真庭市の「ひるぜんジャージーランド」です。蒜山高原は、およそ2000頭のジャージー牛を飼育する日本最大規模の飼育地で、この日は秋に出産を予定している1歳のメス9頭が、蒜山酪農農業協同組合の育成牧場から牧草地に放たれました。
放牧の大きな目的はお産に備えた体力づくり。生まれて初めて外に出た牛達は、広い草原を嬉しそうに駆け回ったり、草をはんだりしてのびのびと過ごしていました。
(蒜山酪農農業協同組合 中村貢易生産課長)「ぜひ蒜山高原に来て、牛達ののんびりしている所を見てもらってゆっくり観光してほしい。」
蒜山高原に初夏の訪れを告げるジャージー牛の放牧は、11月中旬まで、牛を入れ替えながら行われます。