古川さんが地上の家族と交信「頑張ります」
宇宙飛行士・古川聡さんが乗った宇宙船「ソユーズ」が日本時間10日朝、国際宇宙ステーション(=ISS)へのドッキングに成功し、古川さんは地上にいる家族らと交信した。
宇宙船・ソユーズは日本時間10日午前6時18分、ISSにドッキングし、午前9時34分に古川さんら3人の飛行士はハッチを開けてISSに乗り移った。その後、早速、ロシア・モスクワ近郊の飛行管制センターにいる家族と交信した。
古川さん「国際宇宙ステーションに着きました。頑張りたいと思います」
妻・恵子さん「宇宙ステーション到着、おめでとう。バッターボックスにやっと立った気分だと思うけれど、ホームランは必要ないので、チームワークで一塁ずつ進んでホームに戻ってきてください」
古川さん「頑張ります」
長女・葵さん「パパ、葵です。宇宙に行く夢がやっとかなったね」
長男・健吾さん「健吾です。楽しんできてね。おめでとう」
古川さん「ありがとう」
古川さんは今回が初めての宇宙で、宇宙に長期滞在する日本人飛行士としては3人目となる。これから約5か月半、宇宙に滞在し、医師としてのキャリアを生かした実験などを行う予定。