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日本人男性らが砂漠化食い止めの緑化活動 中国・内モンゴル自治区

2023年5月3日 21:59
日本人男性らが砂漠化食い止めの緑化活動 中国・内モンゴル自治区

黄砂の原因のひとつとなっている中国・内モンゴル自治区の砂漠化を食い止めようと、日本人男性らが現地で緑化活動を行いました。

中国気象局によりますと、中国では今年に入り、今月1日まで11回黄砂が発生していて、この10年間で過去最多となっています。

黄砂が発生する原因のひとつが、過放牧で進行してしまう砂漠化です。こうしたなか、内モンゴル自治区・オルドスで砂漠化を防ぐため、20年近く緑化活動を続ける坂本毅さんが3年半ぶりに現地を訪問しました。

今回の目的は砂漠での導入は珍しい“EFポリマー”という保水材を苗木と一緒にまくことで、水不足の問題が解消されるか検証することです。

有限会社バンベン・坂本毅さん「高付加価値農業で緑を増やしながら(地域の)収入をあげていく仕組みですね」

乾燥地帯で栽培しやすいオリーブなどの生産地も視察し、地域経済への波及についても取り組んでいくということです。