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舛添都知事が韓国・朴槿恵大統領と会談

2014年7月25日 14:36

 韓国のソウルを訪れている東京都の舛添知事は25日午前、韓国の朴槿恵大統領と会談した。朴大統領は、歴史認識問題で厳しい姿勢を示し、関係改善には日本側の前向きな対応が必要との立場を改めて示した。

 舛添知事と朴大統領の会談は午前11時過ぎから大統領府で始まった。

 舛添知事「大変お忙しい中、時間を取っていただき心から感謝いたします」

 朴大統領「慰安婦問題は両国のみならず、女性の普遍的な人権に関する問題なので、真心ある努力によって解決していくことと期待します」

 会談の冒頭、朴大統領はいわゆる慰安婦問題などの歴史認識問題に触れ、厳しい姿勢を示した。さらに朴大統領は、「一部の政治家の言動で両国関係が難しくなっている」と述べて、安倍政権を批判した。舛添知事が、安倍首相からのメッセージを伝えたところ、朴大統領は「歴史認識を改めることが親善の第一歩だ」と話し、歴史認識問題の解決なしには日韓関係の改善はないという、これまでの姿勢を改めて示した。