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朴大統領“従軍慰安婦問題”解決求める

2014年8月15日 12:22

 韓国では日本の植民地支配からの解放を祝う式典が15日に開かれ、朴槿恵大統領は冷え込みが続く日韓関係の改善に向け、いわゆる従軍慰安婦問題の解決を日本に求めた。

 朴大統領は「日韓の国民は文化を通じて互いを理解し、交流を深めているが、日本の一部の政治家はかえって両国民の心を引き離し、傷つけている」と批判した。その上で慰安婦問題の解決を日本側に促した。

 朴大統領「(慰安婦問題を)正しく解決すれば、日韓関係は堅実に発展し、来年の日韓国交正常化50年も、両国民が心から祝えるでしょう」

 朴大統領は「日本の政治指導者の知恵と決断を期待する」と述べ、歩み寄りを求めた。

 一方、安倍首相が靖国神社に玉串料を納めたことについて、韓国外務省の報道官は「嘆きを禁じ得ない」とする論評を出した。