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ピストリウス被告 過失致死で有罪

2014年9月12日 19:03

 交際相手を射殺したとして殺人などの罪に問われている南アフリカの義足のランナー・ピストリウス被告に、裁判所は12日、過失致死で有罪判決を言い渡した。

 ピストリウス被告は2008年のパラリンピックで金メダルを獲得、2012年には両足義足のランナーとして初めてオリンピックにも出場した。しかし、去年2月、交際していた恋人を銃で撃って殺害したとして、殺人の罪に問われていた。

 裁判所は「被告が犯行後、被害者の救命措置を取っていた」などとして計画的な殺人罪にはあたらないと指摘。一方で、「発砲すれば人が死ぬことを予測できた」などとして、過失致死で有罪との判決を言い渡した。量刑は来月中旬に言い渡される見通し。