旅客機事故受け…韓国当局が国内の同型機全てを点検へ
韓国南部・務安で29日、乗客乗員179人が死亡した旅客機の事故を受け、韓国当局は国内にある全ての同型機について点検を行うことを明らかにしました。
この事故は29日、済州航空のタイ・バンコク発、務安行きの旅客機が着陸後に滑走路を外れ壁に激突し乗客乗員181人のうち、179人が死亡したものです。
韓国メディアによりますと、韓国の国土交通省は30日、事故が起きた旅客機と同型のボーイング737-800について、国内にある100あまりの機体全てを点検することを明らかにしました。一方、事故の原因解明に向け韓国政府は、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会と合同で調査すると明らかにしていて、機体から回収されたフライトレコーダーとボイスレコーダーの解析を急ぐ方針です。
ただ、このうちフライトレコーダーは一部が損傷していて、今後の調査に影響がでないか懸念されています。
最終更新日:2024年12月30日 20:21